プロフィールに仕事を書いて、「営業」や「OL」といった言葉を入れるだけではあなたの魅力を上手く表す事ができません。
こういった肩書は無機質な記号であって、あなたを大まかに分けているだけでしかないからです。婚活・結婚で大事な要素として、もちろん職業も外せないとは思いますが、最終的にあなたと他の方を区別するものがあるとしたら、性格や個性といった「人となり」だと言えるでしょう。また、婚活をしている人がアピールしたい点、アピールしないといけない点はそこだと思います。
今回紹介する「イメージがわくエピソードを入れる」という事は、「あなたと他の方との違い(人となり)をアピールする」ことに他なりません。
「36歳会社員です。」
世の中には、36歳の会社員の方というのはかなりたくさんいらっしゃると思います。これに営業職を付け加えたとしても、漠然とした会社員、営業職のイメージの中に埋もれてしまうだけで、あなた自身を他の方と区別するものは何一つありません。
では、ここに仕事の内容を少し掘り下げて軽く織り込みます。
「36歳会社員です。飲食店を回ってミニコミ誌への原稿掲載の営業を行っています。」
これで仕事の状況はなんとなく分かりました。以前よりはどういう仕事をしているのかは伝わったかと思います。でも、どうもまだアピールが足りないように感じます。
なぜかというと、この文章に「あなた自身」がいないからです。
あなたがどう思い、どう考えて、どういう風に仕事を行っているのかが全くない為、「36歳会社員、営業職」のレベルから抜けだすことができていないんです。この文章に「あなた自身」を織り込んでみましょう。
「36歳会社員です。飲食店を回ってミニコミ誌への原稿掲載の営業を行っています。景気が悪くどこもいい話を聞かないですが、そんな時だからこそせめて元気だけは忘れないようにと心がけて仕事をしています。1日10件は必ず外回りしているので、おいしいお店や、隠れた名店など結構知っていますよ」
こういった風に、少しあなた自身のスパイスを入れるだけでも、プロフィールは充実していきます。今回は仕事を中心に解説をしましたが、これは趣味でも使える手法です。「趣味は音楽です。」というだけで終わらないように、活用していただけたらと思います。
【婚活プロフィールメモ】
@情報をもう少し掘り下げて詳しく書く。
(他の方との違いを少しでも明確にする)
Aあなたがそれに対してどう携わっているのかを書く。
可能であれば周りからどう言われているのかも書く。
(あなたがどういう気持ちや考えで何をして、どう見られているのかといった「あなた自身」を伝える)